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久し振りに・・・・恐る恐るこのページを開いています。でもまだコーナーは健在でした\(^o^)/
昨日は新しく取引が始まったs薬局チエーンの西神戸の方を回らせていただきました。
三宮から名谷、多井畑の東山、伊川谷、から神陵台、そして明石へ下りて玉津高津橋へと地下鉄とバスを乗り継いでの行程でした。店舗が全てバス停の前にあリバスの時間をうまく調整すれば車より便利かなーとそんな実感でした。
神戸に来て5年になりますが西、北はあまり縁がなかったのですが、改めてこちらの方を見ますと神戸市の開発力の凄さにビックリしました。地下鉄の各駅には殆んど大きなショッピングセンターが整備され各駅が完成された街の様子なのも驚きでした。密集した市内だけを見ていますとそれ程多い人口を感じない神戸でしたが、
改めてその広さと人の多さにビックリさせられた昨日でした。少し高みから見ます風景は改めて海と山とのコントラストを感じさせてくれました。(素晴らしかったです)
生まれ育った川西は山の中を開発して出来た街で、そんな風景を懐かしむ気持ちもあり何となく馴染めない部分も有り、のどかな故郷に帰りたい気持ちが強かったのですが、違う一面を見た神戸を終の住処に・・・・・・と思わせられた昨日でした。(^_^)v
本当に一ヵ月の早さには驚かされますがこれも理屈をつければ、同じことの繰り返しほど日時の経つのは早く感じるそうですが・・・・・?
趣味の読書の方ですがここ半年ほどは伝奇小説の水滸伝(北方謙三氏著)嵌って2次元読書でしたが、最近3年ほど前に買って積読状態だった京セラ会長の稲盛和夫師の(生き方)の本に3次元読書に引き戻されました。師は実体験の中で、一番大事な判断の基準は(人として如何なのか・・・・・・・)が自分の生涯の判断基準であり時に迷う事があっても常に念頭にあるこの基準が正しい道に引き戻してくれると記しておられます。言葉としてはありふれた、当たり前の言葉ですが、貫き通された真摯な姿勢が文字を越えて厳しく私に問いかけてきました。思えばこの言葉通り行っていれば心悩ます事も無く胸張って正道を歩めるものと解りきった事なのですが、時々の迷いや、安きに付く心が、自分に言い訳をつくり少し周り道をさせるのでしょう。この年齢になって気づくのも・・・・なんとも歯がゆいものがありますが、決めた目標に行き着くまでこの言葉心に刻み込んで進みたいと感じました。合掌
連休もあっという間に過ぎて5月も20日になりました。更新のねたをメモしながら何時ものパターン中々です(^_^)v
13日14日は広島から山口への出張でした。朝一番の新幹線で広島まで行き8時30分に広島駅で現地の営業さんと落ち合い卸さんで説明会に出ましたが、地方の都市にはまだまだすれていない純粋なものがあるのに感激しました。相手の言葉を真剣に聞く、相手の立場を斟酌するという事はやはり大○、神○に比べて地方の方により残っていました。訪ねた会社に書かれていた「勉強して 勉強して 会って 話をする 情報を提供する 技術を提供する」というシンプルな営業標語も心打たれるものでした。早速に書き留めさせて頂き会社への土産にしました。広島から山口へ向かう峠で食事をしました。豪壮な小さなお城を思わせるドライブインでした。古いものをうまく組み合わせ、自然に調和させた建物は見る楽しみと、食べる楽しみを満喫させてくれました。田舎を強調するではなく、田舎の食事をうまく都会風にアレンジした味は、無理に拘る事無く美味しかったです。特に炭火で焼き上げたヤマメの塩焼きは絶品でした・・・・・・・
閑話休題
16日の会社帰りのバスの駅のことです。バスに乗るのに入り口に並んでいるとき携帯がなって少し横によけて携帯を取り出して耳に当てたときです、膝から下に思い切り重たいものがぶつかるのを感じました。一瞬向こう脛に石でも投げられたほどの痛みを感じて目がくらみました。見ると私がやり過ごした人が障害をもたれた人でステップに上がるときに仰向けに倒れられた様子でした。2,3人係りで起こしてあげましたが、さしたることもなくバスに乗り込まれました。帰って家内に足の痛む理由をぼやきながら話していますと、家内はさりげなくお父さんいい事をしたね、といいます。(何でやねん足が折れたかと思ったのに・・・)と思いながら家内の次の言葉を待ちました。(お父さんの足が無かったらその人多分頭を打って大変なことに成っていたかも知れへんよ)・・・・・・・・・・・・(^^ゞ
人は思わぬところで助けられ、又人の役に立っているものとしみじみ感じさせられ、気付かされました。
閑話休題
17日は暫く嵌っていました(水滸伝)の作者の北方謙三氏の(梁山泊の会)の10回目が神戸であり招待の抽選に当たり氏の講演とフリートークの会に出かけました。サインが貰えるというのも魅力でした。(但し氏の著書に対してのみでしたが)本は好きなのですが、なかなか作者に会う機会もないので楽しみでした。どちらかと言うとこの作者に対しては、あまり知らずハードボイルド的な印象でした。確かに風貌その他は作家というより,気侭に生きてる逞しい自由人の感じでしたが、歴史に対して奥の深い洞察力には感じるものがありました。
中国の武将と日本の武将に対する氏の考え方等を質問させていただき勉強をさせていただきましたが
氏の(正義は相対的なもの)との考え方は人と付き合う上で大きな教訓となりました。
何となく慌しく過ぎた5月中旬でした・・・・・・・・(^_^)v
夕方6時頃帰宅しますと家内が待ちかねたように(お父さん5月3日は何の日・・・・)と問いかけます。エッと詰まりながら憲法記念日とつぶやいてハッと気付きました。今日は41回目の結婚記念日でした(笑)身体が不自由な分以前に比べて口の方が元気になりましたが、それもまた夫婦の歴史の1つでしょうか。以前ならいちいちとがめていた事も笑い飛ばせる分、他人にも寛容になれたのは家内のお陰かなーと思えた結婚記念日でした
合掌
(旧作4本800円)のコーナーはさすが懐かしい作品ばかり(当たり前ですが)です。そんなかふと目に付いた
「喜びも悲しみも幾年月1957年作」と「二十四の瞳1954年作」を借りてみました。随分昔の映画ですがいま観ても本当に新鮮な映画を観るような手ごたえには驚かされました。取り立てて大変なテーマを扱ったものではなく1本は灯台勤務の夫婦の歴史、もう一つは戦前戦後の混乱期の分教場の先生と生徒の交流の物語ですが
滲み出る人間愛には、改めて涙を誘われました。そして相手の辛さや悲しみ、痛みを知る事が、人の幅を広げ、どれ程奥深い人生を送れるものかと、しみじみと感じさせられました。娯楽本位、興味本位の多い映画の多い中、日本映画のある意味絶頂期の、文芸作品は本当に大事されたいと思います。綺麗なもの、感動を与えてくれるものは観るものの心を浄化し、優しい心を培ってくれると学んだ少年期の心を思い出させてくれた一刻でした。私が学ぶカウンセリングスクールでは(人は鏡)といいます。出来うる限り綺麗なものに目を向ける習慣の大事さを今更ですが、気付かされました。合掌